薄毛予防するシャンプーのポイント
2020年04月27日 15時29分
頭皮シャンプーを使っていても間違った使い方をしていたら効果も期待できません。キチンと汚れを落として頭皮を元気にするシャンプーの方法をご紹介しましょう。
事前にしっかりとブラッシングをしましょう。そうすればスカルプシャンプーの効果はアップします。髪の毛のもつれや汚れが解消します。泡立ちもよくなりますから頭皮の洗浄力がアップします。シャンプーに配合されている有効成分の浸透力も高まります。
実際にシャンプーをする前に38度程度のぬるま湯で髪の毛を素洗いしておくこともポイントになります。注意することは「少し温め」であることです。素洗いするお湯が熱すぎるとダメです。皮脂が必要以上に洗い流されてしまいます。頭皮が乾く原因になってダメージヘアになってしまいます。
素洗いをする場合は指の柔らかい腹側を使って紙の毛の間の地肌を揉みほぐすように軽くマッサージをしながら汚れを洗い流すといいでしょう。こうした素洗いだけでも埃や汚れの80%程度は洗い流せると言われています。
シャンプーを地肌に付ける人もいるでしょうが、これはお勧めできる方法ではありません。刺激が強すぎるからです。かぶれや炎症の原因になります。完全に洗い流すことも難しくなります。洗い残しがあれば、折角シャンプーをしたのに逆効果で汚れになってしまいます。
目安としたら100円玉1個程度の量です。手の平にとって軽く泡立てるようにして使ってください。こういった方法が正しいシャンプーの使い方なのです。
シャンプーする場合は髪の毛を洗うというよりは、頭皮を洗うイメージが大切です。順番も大切です。頭皮の血流に沿いましょう。まずは頭の両側の側頭部からスタートして後頭部に移動して頭頂部に上がるのが理想的です。感覚的にはサイド>下>上です。
シャンプーする場合は単純に頭皮を洗うのではなくて「マッサージをする」気持ちでするといいです。指の腹の柔らかい部分を使います。頭皮そのものをやさしくマッサージすることによって血流を促進させてくれます。
毛穴の奥に詰まってしまっているしつこい頑固な汚れも洗い落とせます。絶対に爪を立てることは止めましょう。基本はやさしく丁寧にです。親指以外の4本指を使います。両手の指を交差するように小刻みにマッサージしてください。最後の仕上げとして指全体を使って「摘まむ」感じでマッサージしましょう。市販されている頭皮ケア専用のブラシを使ってもいいでしょう。
スカルプシャンプーを使っていて薄毛・抜け毛に良い成分が入っていても洗い残しは絶対に避けてください。シャンプーが頭皮の地肌に残るのは要注意。炎症・かぶれ・毛穴詰まりの原因になりかねません。少し多いかな……そう感じるぐらいの時間をかけて洗い流すことが正解です。すすぎ時間の目安は3分から5分と考えてください。